QAエンジニア

QAエンジニアの転職|失敗しない求人の選び方と準備チェックリスト

QAエンジニアの転職で失敗しないための準備と求人の選び方を解説するアイキャッチ画像

※本記事にはPR(アフィリエイトリンク)を含みます。
著者:転すけ(QAマネージャー / ITフリーランス) | プロフィール
紹介サービスは編集方針に基づき、読者の参考になる観点で選定しています。

デバッガーやテスターとして働いていて、「次はQAエンジニアに上がって年収を伸ばしたい」と考えることは自然です。
しかし、求人票の言葉だけを信じて応募すると入社後に・・・
「想像していたQA業務と違う」
「改善業務まで任されずテスト作業だけが増えた」
といったズレが起きやすいのも事実です。

転職で分かれ道になるのは、
スキルの棚卸しと、求人の見分け方をセットで固められるかどうかです。
準備が整うと、書類と面接の会話が一本の線になり、選考で説明がぶれません。
逆に準備が浅いままだと、求人選びも応募書類もその場しのぎになりやすく、結果が安定しません。

このページは「求人の見分け方」「職務経歴書のひな形」「面接の答え方」「未経験寄りの進め方」をまとめ、転職活動の動き方を一気に揃えるためのガイドです。仕事内容の全体像や、年収相場の細かな話は別ページで整理したほうが理解が深まるため、必要に応じて参照してください。

QAエンジニアの仕事内容そのものを最初から整理したい場合は、まずこちらで全体像を確認してください。
QAエンジニアとは何をする仕事か

転すけ

こんにちは、転すけです。
ゲームデバッグ出身で、
現在はIT系フリーランスとして10年以上活動しています。

これまでの経験:
・ゲーム/アプリのデバッグ(QA含む)
・QAマネージャー
・プランナー
・IT系フリーランス(10年以上)

このブログでは、デバッグ現場で役立つ「働き方」や「年収を上げるための具体的なステップ」を発信しています。

目次
  1. まず結論|QAエンジニア転職は準備の質で結果が決まる
  2. 転職前に棚卸しするスキル|デバッガー経験は強い武器になる
  3. 年収500万円ラインを狙う転職戦略
  4. 応募前に見るべき求人のチェック項目
  5. 職務経歴書テンプレ|QAで刺さる書き方の型
  6. 面接対策|よく聞かれる質問と回答の型
  7. 未経験からQAを目指すロードマップ
  8. 転職活動チェックリスト(コピペOK)
  9. よくある質問(FAQ)
  10. まとめ|次にやること3つ

まず結論|QAエンジニア転職は準備の質で結果が決まる

【この見出しでわかること】
転職で失敗を避けるために、最初に整えるべき準備と全体の進め方をつかめます。

QAエンジニア転職の進め方を6ステップで整理した図解

この記事でわかること

このページでは、次の4つを一気に整えます。

  • 求人票で見落としやすいポイントを押さえ、応募先のミスマッチを減らす
  • 棚卸しを「QAで評価される言葉」に整え、職務経歴書に落とし込む
  • 面接でよく聞かれる質問に、筋の通った答え方を用意して会話の精度を上げる
  • 未経験寄りでも応募できる求人の選び方と、準備の順番を明確にする

読み進め方はシンプルです。経験者は「棚卸し→年収500万円ラインの戦略→求人の見分け→書類と面接」を順に整えると、応募の迷いが減ります。未経験寄りの場合は「ロードマップ→書類→面接→チェックリスト」の順で、最低ラインを押さえると行動に移しやすくなります。

転職で失敗しやすいパターンと回避策

失敗が起きやすいのは、能力が足りないからではありません。準備の順番が逆になっているケースが少なくありません。

よくあるのは次のパターンです。

  • 求人票の「QAエンジニア募集」を見て応募したが、実際はテスト実行中心だった
  • 年収だけを条件にして入社したが、改善や設計に関われず伸び悩んだ
  • 職務経歴書に作業内容を並べた結果, 強みが伝わらず落ち続けた
  • エージェントに任せきりで、面談で条件が固まらないまま応募が進んだ
  • 面接で質問に答えてはいるのに、話が散らばって「再現できる力」が伝わらなかった

回避策は、「棚卸し→狙う条件の言語化→応募書類→面接準備」の順番を守ることです。棚卸しの段階で「どの成果を再現できるか」を言えるようにしておくと、求人選びが楽になります。面接も、書類に書いた内容を軸に話せるのでぶれません。

次の章から、デバッガー経験をどう武器に変えるかを具体的に整理していきます。

転職前に棚卸しするスキル|デバッガー経験は強い武器になる

【この見出しでわかること】
デバッガー経験をQAエンジニア転職の評価軸に合わせて言語化できます。

デバッグやテストの経験は、QA転職で十分に評価されます。
ポイントは「作業をした」ではなく「品質をどう良くしたか」に翻訳することです。

企業によって言葉の使い方は変わりますが、一般的にはデバッグは「テストを実行し、バグを見つける役割」を指すことが多いです。QAは品質保証そのものを扱い、プロセス改善や仕組みづくりまで踏み込むことがあります。仕事内容の全体像は解説記事で確認できます。ここでは転職で評価されやすい整理の仕方に絞ります。

棚卸しは、次の3ブロックに分けると整理しやすいです。

  • 業務範囲:テスト実行、テストケース作成、観点出し、進捗管理、レビュー参加など
  • 品質への貢献:再発防止、抜けの削減、優先順位づけ、障害の未然防止など
  • 周辺スキル:ログ確認、SQLの簡単な参照、仕様確認、チーム間の調整など

この3つが揃うと、求人票を見たときに「強みが生きる部分」と「伸ばすべき部分」が分かれて見えます。

評価されやすい経験の例

評価につながりやすいのは、次のような「再現性のある行動」です。

  • 不具合の再現条件を切り分け、開発担当が修正しやすい情報を揃えた
  • テスト観点を増やし、同じ不具合の再発を減らした
  • リリース前にリスクの高い機能を優先し、重大障害の混入を防いだ
  • 問い合わせやログを材料に、テスト対象の抜けを補った
  • 手順が曖昧だった確認項目を文書化し、チーム内の認識ズレを減らした
  • 仕様変更時に影響範囲を整理し、確認漏れを減らした

書類も面接も、「何をしたか」より「何が変わったか」で評価が変わります。成果が数字で出せない場合でも、変化は書けます。たとえば「確認の抜けが減った」「修正依頼のやり直しが減った」「問い合わせ対応の混乱が減った」など、結果の方向性が伝わる言い方にします。

数字を入れたいときは、厳密でなくても構いません。次のように「頻度」「規模」「期間」を入れると、具体性が上がります。

  • 週に20件ほどの不具合報告を作成し、再現条件の切り分けまで担当
  • リリース前の回帰テストで200ケースを管理し、優先順位をつけて消化
  • 月1回の仕様変更に合わせてテストケースを更新し、抜けの指摘を減らした

職務経歴書に書くべき実績の出し方

実績を書くときは、次の順番にすると伝わりやすいです。

1)対象:どんなサービス・機能を扱ったか(例:スマホゲームの課金、ECの決済など)

2)役割:自分が担った範囲(例:テスト実行、テスト設計、進捗管理)

3)工夫:品質を上げるために変えたこと(例:観点の追加、優先順位づけ)

4)結果:変化(例:重大不具合の減少、リリース後の問い合わせ減)

この並びで書くと、「次の職場でも再現できる人」という見え方になります。作業の羅列になりそうなときは、工夫の一文を足すだけで印象が変わります。

工夫が思い出せないときは、次の質問で掘り起こすと整理できます。

  • 同じ確認を繰り返さないために、何を変えたか
  • 仕様が曖昧だったとき、どうやって確認したか
  • 急ぎのリリースで、優先順位をどう決めたか
  • 不具合が再発したとき、次にどう防いだか

小さな改善でも十分に実績になります。「改善」という言葉だけで終わらせず、具体的な行動を一つ書くのがポイントです。

経験が浅い場合に先に積むべき業務

経験が浅い場合は、いきなり自動化やマネジメントを狙わなくて大丈夫です。まずは次の3つを優先すると、転職で語れる材料が増えます。

  • テスト観点の整理:同じ機能でも、入力パターンや状態遷移を分けて考える
  • 不具合報告の精度:再現手順、期待結果、実結果、環境情報を揃える
  • 改善の小さな提案:テスト手順の統一、チェックリスト化、共有ルールの整備

今の仕事で積むなら、2〜4週間で「成果物」を作るのがお勧めです。

  • よく出る不具合の再現パターン集を作り、チーム内に共有する
  • 仕様確認で迷いやすいポイントを整理し、確認項目として文書化する
  • テストケースの表記を統一し、誰が読んでも同じ確認ができる状態にする

大きな改革は不要です。小さくても継続して積み上げると、職務経歴書に書ける実績が増えます。

年収500万円ラインを狙う転職戦略

【この見出しでわかること】
年収を上げやすい求人条件の考え方と、行動の進め方が整理できます。

年収を上げやすいQA求人条件をチェックできる一覧図

年収の話は、条件の組み合わせで大きく変わります。ここでは「年収500万円ライン」を狙うための考え方だけ押さえ、相場や上げ方の深掘りは別記事で具体的に確認できるようにしておきます。

QAで年収を上げる具体的なステップ

年収が伸びやすい転職は、「何ができるか」だけでなく「どんな課題を解決できるか」を明確にしていることが多いです。だから、求人条件もスキルも、課題解決の方向に合わせて整えます。

狙うべき求人条件の決め方

条件を決めるときは、年収そのものより「年収が上がりやすい要素」を分解して見ます。

  • 担当範囲:テスト実行だけでなく、設計や改善まで含むか
  • 開発プロセス:改善サイクルが回っているか(ふりかえり、品質指標の共有など)
  • チーム構成:QAが孤立せず、開発担当と並走できる体制か
  • 扱う品質課題:性能、セキュリティ、運用など、幅が広いか
  • 技術環境:ログ、監視、CIなど、品質を支える仕組みがあるか

全部が揃う求人は多くありません。だからこそ、優先順位を決めます。たとえば「まずはテスト設計に広げたい」「改善に関われるチームがいい」など、伸ばしたい経験を一つ決めると選びやすくなります。

会社タイプでも、伸びやすいポイントが変わります。

  • 自社プロダクト:品質課題がプロダクトに直結し、改善の成果が見えやすい
  • 受託・SI:複数案件で経験を積めるが、担当範囲が狭い場合もあるため確認が必要
  • ゲーム:リリースサイクルが短く、優先順位判断や大量の不具合対応が経験になる

評価が上がりやすい役割の広げ方

評価されやすいのは、次のように役割を広げていく動きです。

  • テスト実行中心 → テスト設計まで担当する
  • 不具合の報告中心 → 原因の切り分けや再発防止に踏み込む
  • 個人作業中心 → チームの基準作りやレビューに関わる
  • 手動中心 → 自動化の計画や運用に関わる
  • 機能確認中心 → リスク評価や品質指標の運用に関わる

ここで大事なのは「できることを増やす」より、「品質課題を解決する範囲を広げる」ことです。

役割を広げるときは、次の質問で方向性を決めると迷いが減ります。

  • いまの職場で伸びやすいのは、設計なのか改善なのか
  • 次の職場で求められるのは、技術寄りなのか調整寄りなのか
  • 自分が強いのは、抜けを潰す動きか、再発を減らす動きか

転職活動の進め方を3ステップで整理

転職活動は、次の3ステップで進めると迷いが減ります。

ステップ1:棚卸しと狙う条件を決める

「できること」「伸ばしたいこと」「避けたいこと」を文章にします。求人票を読む軸ができます。

ステップ2:求人を集めて比較し、応募順を決める

同じQA募集でも中身が違います。担当範囲、プロセス、チーム体制で並べて比較します。迷ったら「伸ばしたい経験」に近い求人を優先します。

ステップ3:応募書類と面接の話を一つのストーリーにする

職務経歴書の実績と、面接で話すエピソードが一致している状態にします。選考の会話がぶれません。

経験者の場合は、エージェントや案件紹介サービスを併用すると比較が進めやすいです。
求人票だけでは分からない情報を、面談で引き出せるからです。書類の添削や面接対策まで一緒に進められると、準備の質が上がります。

経験者はまず相談:テクフリ

対象:IT/ゲーム領域の実務1年以上|まず案件の選び方を相談したい人

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未経験はまず相談:Tamesy

対象:IT未経験〜経験浅め|まず適職と進め方を整理したい人

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応募前に見るべき求人のチェック項目

【この見出しでわかること】
応募前に見落としやすいポイントを押さえ、入社後のズレを減らせます。

求人票は「都合の良い表現」になりやすいです。だから、見るべきポイントを決めて読みます。ここでは要点だけ押さえ、具体的なチェック項目は後日まとめて追加します。

QAの担当範囲が曖昧な求人を避ける

「QA」「テスト」「品質」といった言葉は、会社によって意味が違います。担当範囲が曖昧な求人で起きやすいのは、入社後に「テスト実行だけで、設計や改善に関われない」状態です。

求人票では次の記述を探します。

  • テスト設計、テスト分析、品質保証などの言葉があるか
  • 仕様レビューへの参加が書かれているか
  • 不具合分析、再発防止、プロセス改善といった表現があるか

書かれていない場合でも、面談や面接で確認できます。回答がふわっとしている場合は、担当範囲が固まっていない可能性もあります。どこまでが仕事なのかを具体で聞くことが大切です。

テスト設計と改善ができる環境かを見抜く

設計と改善に取り組みやすい環境には特徴があります。

  • 品質指標がある:リリース後の障害、問い合わせ、テストのカバレッジなどを追っている
  • レビューがある:テストケースや観点を見直す文化がある
  • 情報が開いている:仕様、ログ、分析結果にアクセスできる
  • 改善の時間が確保される:スケジュールに改善枠がある、改善を評価する

常に火消しに追われる状態だと、改善に時間を割けません。面談で「改善に使える時間はどれくらいか」「品質課題は何か」を聞いてみるのがお勧めです。

自動化や開発プロセスの関わり方を確認する

自動化は万能ではありません。必要なのは「品質を支える仕組みがあるか」です。

  • 自動テストの有無と、誰が運用しているか
  • CI(継続的インテグレーション)やリリースフローにQAが関われるか
  • バグ管理ツールやログ基盤など、情報が揃うか

自動化が未整備でも、立ち上げに関われるなら経験になります。反対に、整備されていても運用が形だけだと学びが薄くなります。関わり方を具体的に確認することが重要です。

面接で確認する質問例

面接では、次のように「実務の中身」を聞くとズレが減ります。

  • QAチームの担当範囲はどこまでですか(設計、分析、改善、リリース判断など)
  • 品質課題として今いちばん困っていることは何ですか
  • テスト設計のレビューは誰が行い、どんな観点で見ていますか
  • 不具合の再発防止はどのように回していますか
  • 自動化はどの範囲で、誰が運用していますか
  • 開発担当とのやり取りは、どのタイミングでどのように行いますか

質問は多すぎると深掘りできません。優先順位に合わせて2〜3個に絞り、回答に対して追加で確認する形が会話として自然です。

QAエンジニア求人の探し方(近日追記)

職務経歴書テンプレ|QAで刺さる書き方の型

【この見出しでわかること】
QA転職で評価される職務経歴書の構成と、コピペ用の文章例を用意できます。

QA向け職務経歴書の職務要約テンプレ例を示した図

職務経歴書は、読む側が「この人を面接で深掘りしたい」と感じるかどうかで結果が変わります。QAは職種名の揺れが大きいので、担当範囲と成果の書き方が特に重要です。

書き方のコツは、「担当したこと」と「考えて動いたこと」を分けて書くことです。担当したことだけだと、別の人でもできる仕事に見えがちです。考えて動いたことが入ると、同じ役割でも評価が変わります。

職務要約テンプレ(コピペOK)

職務要約は、3〜5行で「誰に何ができるか」を伝えるパートです。次の文章例を、自分の経験に合わせて置き換えて使ってください。

【コピペ用文章例:職務要約(経験者向け)】

ゲーム/Webサービスのテスト業務にて、テスト実行からテスト設計まで担当してきました。

不具合の再現条件の切り分けと、開発担当が修正しやすい報告作成を強みとしています。

直近では、テスト観点の見直しと優先順位づけにより、重大不具合の混入リスクを下げました。

今後はQAとして、品質課題の可視化と改善サイクルの運用まで担当範囲を広げたいと考えています。

【コピペ用文章例:職務要約(未経験寄り向け)】

テスター業務にて、テスト実行と不具合報告を中心に担当してきました。

仕様確認とテスト観点の整理により、確認漏れを減らす動きを継続して行っています。

学習としてテストケース作成と不具合報告の整理を行い、成果物として例を用意しています。

今後はQAとして、テスト設計と品質改善の業務に取り組みたいと考えています。

担当業務テンプレ(成果の書き方)

担当業務は、箇条書きにすると読みやすいです。作業内容だけで終わらないよう、成果の一文をセットにします。

【書き方の例:担当業務】

  • テスト計画の補助、テスト実行、結果報告(リリース前の検出率を上げるために観点を追加)
  • テストケース作成、レビュー、更新(仕様変更時の影響範囲を整理し、抜けを減らす)
  • 不具合報告の作成、一次切り分け(再現条件を絞り込み、開発担当の調査時間を短縮)
  • 進捗管理、チケット整理(優先順位の合意を取り、リリース判断を支える)
  • 問い合わせ・ログの確認(再現が難しい不具合の条件を整理し、再発時の調査を進めやすくする)

成果の言い方が難しい場合は、次の言い回しが使いやすいです。

  • 確認漏れを減らすために、観点を追加した
  • 不具合の再現条件を絞り込み、調査の方向性を明確にした
  • 仕様の曖昧さを質問で解消し、誤解によるやり直しを減らした
  • 手順を文書化し、誰が担当しても同じ確認ができる状態にした

ツールと環境の書き方

ツール名は、単に並べるより「何の目的で使ったか」を添えると伝わります。

  • バグ管理:JIRA、Redmineなど(課題管理、優先順位の合意形成)
  • テスト管理:TestRailなど(テストケース管理、実行結果の集計)
  • コミュニケーション:Slack、Teamsなど(仕様確認、調整、レビュー)
  • 開発補助:Git、SQL、ログ閲覧など(調査、切り分けの補助)
  • 自動化:Selenium、Appiumなど(回帰テストの自動化、定期実行)

自動化が未経験でも問題ありません。書くときは「どこまで触れたか」を明確にします。

QA未経験寄りでも通す補足の作り方

未経験寄りの場合は、「QAの経験がない」を強調しないほうが良いです。代わりに、近い行動を補足します。

  • テスト観点を整理した経験(どんな観点で抜けを減らしたか)
  • 仕様確認やレビューに参加した経験(どこを確認したか)
  • 改善提案を出した経験(何をどう変えたか)
  • 学習している内容(テスト設計、品質指標、基本的なSQLなど)

成果物を用意しておくと、面接で話しやすくなります。加えて、求人票の業務内容を読んで「自分の成果物のどれが役立つか」を一行で結びつけると、志望動機が具体になります。

面接対策|よく聞かれる質問と回答の型

【この見出しでわかること】
面接での質問に対して、筋の通った答え方を用意できます。

面接で評価されるのは、正解を暗記しているかではありません。経験をどう整理し、どう再現するかが伝わるかです。

答え方の基本は、次の3点です。

  • 結論:まず何を伝えるか(意思、強み、方向性)
  • 根拠:なぜそう言えるか(経験の事実、具体のエピソード)
  • 再現:次の職場でどう活かすか(応募先の業務に結びつける)

なぜQAに転職したいかの答え方

答え方は次の順番にすると自然です。

1)今までの経験

2)課題意識

3)QAで実現したいこと

4)応募企業でやりたいこと

【答え方の例】

これまでテスト実行と不具合報告を担当し、再現条件の切り分けと報告の精度を大事にしてきました。

一方で、同じ不具合が再発するケースがあり、原因の整理や再発防止まで関わる必要性を感じました。

QAとしてテスト設計と改善サイクルの運用に取り組み、再発を減らす仕組みづくりに貢献したいと考えています。

貴社の求人では品質課題の可視化と改善が業務に含まれているため、これまでの経験を土台に担当範囲を広げられると考えています。

不具合報告の具体例をどう話すか

話すときは「再現」「影響」「次の一手」を押さえます。

  • 再現:再現手順、期待結果、実結果、発生頻度
  • 影響:ユーザー影響、ビジネス影響、回避策の有無
  • 次の一手:切り分けの仮説、追加で確認したこと、開発担当に渡した情報

【話し方の例】

ある画面で決済が失敗する不具合があり、発生条件が限定的でした。

ログと端末条件を整理し、特定のOSバージョンと通信状態で再現することを確認しました。

期待結果と実結果、再現手順、発生頻度、回避策の有無をまとめ、開発担当に渡しました。

その結果、調査の着手がスムーズになり、原因の特定までの時間が短縮されました。

不具合報告の書き方の例:不具合報告の書き方テンプレ

品質の考え方をどう説明するか

答え方は次のようにすると伝わります。

  • ユーザーの期待に対して、機能が正しく動くこと
  • 継続して改善できる仕組みがあること(バグが減る、再発が減る)
  • リリース後に困るポイントを減らすこと(障害、問い合わせ、運用負荷)

抽象→具体の順番にすると、会話が伝わりやすくなります。深掘りされたときは「どの品質を優先するか」を語れると、仕事理解が伝わります。

コミュニケーションで評価される受け答え

意識したいのは「相手が次に動ける情報」を渡すことです。

  • 質問の意図を確認してから答える
  • 事実と推測を分ける
  • 優先順位を言葉にする
  • 反対意見を出すときは代案を添える

【受け答えの例】

「現時点では再現条件が絞れており、影響範囲は決済機能です。回避策はありません。優先度は高いと考えています。追加で端末2種類と通信状態を確認し、今日中に再現の有無を報告します」

未経験からQAを目指すロードマップ

【この見出しでわかること】
未経験寄りでも、狙う求人と準備の順番が分かります。

未経験からQAを目指す場合は、理想を追いすぎると応募先が見つかりにくくなります。最初は「QAの入り口に立てる求人」を選び、経験を積みながら範囲を広げるほうが現実的です。

デバッガー経験がある場合は、完全な未経験ではありません。テスト実行や不具合報告の経験は、そのまま土台になります。足すべきなのは「設計や改善の考え方」です。

最初に狙う求人の現実的な選び方

最初に狙うのは、次の条件が揃う求人です。

  • 未経験可、またはテスター経験を評価してくれる
  • テスト実行だけでなく、テストケース作成に触れられる
  • レビューやフィードバックがある
  • 品質課題が分かる

応募先を選ぶときは、「伸ばしたい経験が一つ増えるか」を基準にします。

学習する順番と3か月計画

3か月でやるなら、次の流れがお勧めです。

1か月目:テストの基礎を整理する

2か月目:成果物を作る

3か月目:応募書類と面接準備に落とす

テストケースの例:テストケースの作り方とチェックリストテンプレ

面接で評価される最低ライン

最低限見られるのは次の3点です。

  • テストの基本用語を理解している
  • 不具合を分かりやすく説明できる
  • 学習を継続できる

最低ラインを押さえて、応募しながら改善していくほうが進みます。

転職活動チェックリスト(コピペOK)

【この見出しでわかること】
応募前から内定後まで、抜けやすい作業を一覧で確認できます。

チェックリストは、考えることを減らすための道具です。ここでは、転職活動で抜けが出やすいポイントだけをまとめます。

応募前チェック

  • 棚卸しが文章になっている
  • 狙う求人条件が3つに絞れている
  • 応募先を比較できている
  • 職務経歴書の実績が変化で書けている
  • 成果物がある(テストケース例、不具合報告例など)
  • 面談で確認したい質問が作れている

面接前チェック

  • 志望動機が応募先の仕事内容に結びついている
  • 職務経歴書と面接エピソードが一致している
  • 不具合報告の具体例を一つ説明できる
  • 品質課題について一つ話せる
  • 逆質問が2つ用意できている
  • 答えにくい質問の準備がある

内定後チェック

  • 担当範囲と期待値を確認した
  • 評価基準を確認した
  • 働き方を確認した
  • 入社前に学ぶテーマを決めた
  • 条件面の疑問を残していない
  • 入社後に相談できる相手がいるか確認した

よくある質問(FAQ)

【この見出しでわかること】
転職でよく出る不安を、短く整理して解消できます。

QAエンジニア転職はきついと言われる理由は何か

きついと言われやすい理由は、品質の責任範囲が広く、調整が多いからです。リリース前はスケジュールが詰まりやすく、優先順位の判断が求められます。
課題を整理して改善できる人ほど評価されやすい職種でもあります。

資格は必要か

必須の資格はありません。資格より、テスト設計の考え方や不具合報告の精度、改善の経験のほうが評価されやすいです。
資格を取るなら、学んだ内容を成果物に落として持っておくと面接で話せます。

フルリモートは可能か

可能な求人はあります。面談で「出社が必要になる場面」「コミュニケーションの方法」「評価のされ方」を具体的に確認するのがお勧めです。

年収は上がるのか

上がる可能性はあります。伸びやすいのは、担当範囲が広がる求人に移る場合や、改善まで任される場合です。
年収の相場や上げ方の考え方:QAで年収を上げる具体的なステップ

まとめ|次にやること3つ

【この見出しでわかること】
今日から動ける具体的な行動を、時間軸で整理できます。

転職は情報収集だけだと進みません。行動に落ちる形まで整えておくと、良い求人を見つけたときに迷わず応募できます。

今日やること

  • 棚卸しを200〜300文字で書く
  • 気になる求人を3つ集め、担当範囲だけ比較する
  • 職務要約の文章例を自分用に置き換える
  • 面談や面接で聞きたい質問を2つ書き出す

今週やること

  • 職務経歴書の実績を3つ作る
  • 面接の逆質問を2つ作る
  • 不具合報告の具体例を一つ用意する
  • 志望動機を応募先ごとに一行で言える状態にする

今月やること

  • 応募する求人を絞り、応募書類を完成させる
  • 面接の想定質問に答えられるようにする
  • 条件の比較を進め、納得感のある選択ができる状態にする
  • 入社後に伸ばすテーマを一つ決める

経験者は案件比較:テクフリ

対象:IT/ゲーム領域の実務1年以上|案件を比較して条件を良くしたい人

※無料相談/オンラインOK(案件詳細は面談で確認)

未経験OK求人を比較:Tamesy

対象:IT未経験〜経験浅め|未経験OK求人を比較して早めに動きたい人

※無料相談/オンラインOK(紹介可否は面談で確認)