副業

副業(在宅系)は本業があるからこそリスクがないと言える

お金が段々になっている画像

こんにちは、転すけ(てんすけ)です。

昨今、リモートワークがスタンダードになりつつある中、
副業を在宅で行うという考え方もまたスタンダードになってきたように思います。

以下のような調査結果があります。

2020年に起こった働き方の変化として、
「副業をした」を挙げた人は全体の約半数。
「リモートワークをした」を挙げた人は全体の約9割

2021年にチャレンジしたい働き方として、
「副業をしたい」「リモートワークをしたい」と回答した人は全体の約7割。
また、「転職を見据えて、お試し転職をしたい」と回答した人も約4割を占め、
従来からある一般的な「転職をしたい」人の割合を上回る

出典「YOUTRUST調べ」

リモートワークによって家時間が増えたことによりその時間を副業にあてるケースや、
コロナ禍による収入面での不安から更なる収入源を増やす目的などがあるようです。
また、副業の中に在宅で行える分野も多いことから熱量が高まっています。

今回は上記のように熱量が上がってきている副業についてのお話で、
「副業(在宅系)は本業があるからこそリスクがないと言える」というテーマでお話をさせていただきます。

・副業にリスクはないが、それは本業あってのことである

・人気の在宅副業について

  • フリマ
  • 投資
  • ブログ(アフィリエイト)

副業にリスクはないが、それは本業あってのことである

お金の上で人形が工事する画像

副業について、
おおまかに分けると以下のような形になると思います。

  • 在宅ワーク / 就業先での業務
  • 成果型報酬 / 時間などの一定単位型報酬
  • 長期 / 短期 / 単発

色々な働き方や報酬の形がありますが、
いずれも導入コストもかからずに始められるものが多く、
一旦やってみようという軽い気持ちで始めやすいのが魅力だと思います。

その中でも大きく要素を分けるのが、
「在宅ワーク」か「就業先勤務」になります。

この2つは報酬の傾向に差異があり、
またスキルを有しているか否かによっても差異が出やすい特徴があります。

在宅ワークの主な特徴

・成果型報酬が多い
(時給制のものもあるがその場合はその場合は額が小さいことが多い)

<スキルを持っていない場合>
・ノースキルでこなせるような仕事を受注するケースの場合単価が低い場合が多い

・スキルを勉強しつつ多少の知識が必要な仕事を受注できた場合でも、要件を満たせずに完遂失敗した場合には報酬はゼロとなる可能性がある

・自分で行うサービスの場合、スタートアップ段階ではほぼ収益ゼロを覚悟する必要がある
(ブログやフリマ等がこれにあたるが、根気強く行えないと収益と言えるレベルまでのサービス化まで到達できない可能性が高い)

<スキルを持っている場合※エンジニアやマーケティング等>
・スキルを必要とする業務の場合、比較的高単価となる場合が多い

・成果型の報酬が多いため、失敗した場合には成果は入らないことになるが、スキルをある程度有している前提なので基本的には受注できれば報酬は獲得できる

就業先での業務の主な特徴

・時間に対して支払われる報酬が主

・報酬としては比較的小さいことが主

つまり、
比較的小さい額ではあるが安定して報酬を獲得することができる。
(スキルの有無による優遇はあまりない ※あっても小さいもの)

上記のように、
在宅ワークはスキルがあれば高単価が狙える一方、
ノースキルで臨もうとした場合、
大前提、基本的には得られる報酬は少額になる傾向にある
という点が注意が必要なポイントになります。

そんな中、
ブログ等によるアフィリエイトによってノースキルでも収益を上げる方法が話題になっていたりします。
うまく軌道に乗せることができれば数万、場合によっては一般的な月収以上も望めるというような謳い文句もよく見ます。

そんな誘惑に対して「そんなにすぐにうまくいくわけがない」というように冷静に状況理解しつつ、
本業の傍らで副業を徐々に育てていく分には一切のリスクがなく行えるので問題ないのですが、

一攫千金狙いのような形で、
いきなり本業を捨てて「本来サブとしてリスクなく始めるべきな副業」に対して、
一切の実績がない状態で挑んでしまうケースの場合、
リスクしかないということを念頭においた方が良いと思っています。

副業は本業の稼ぎがある上でこそリスクなくできるもので、
あくまでプラスアルファの要素である
という理解のもと実施することが重要です。
(副業での実績がすでに十分にある場合はこの限りではありません)

人気の在宅副業について(フリマ/投資/ブログ及びアフィリエイトなど)

PCでマーケティングしている画像

上記までの理解のもと、リスクがない状態で副業を始めるにあたり、
今は選択肢がかなり多いと思いますが、
人気のある副業の一例として、以下のようなものがあります。

  • フリマ
  • 投資
  • ブログ(アフィリエイト)

フリマについて

フリマ(オークション等含む)については、
フリマサイトなどを通じて主に不用品を販売して稼ぐ方法になります。

基本的には今家にある物の中から不用品を売ることが主になると思いますので、以下のような点がポイントになると思います。

・あくまで限りのあるアイテム数(在庫)となる
・高単価のアイテムがあったとしても単発での販売となる

上記の理由から、総合的には稼ぎとしては小さくなるというのと、
安定的に収益を上げることには向いていないと言えると思います。

(部屋の整理がてら、捨てるはずの不用品から少額でもお小遣いが生まれるのであれば良い、という考え方で行う副業ですね)

尚、注意点として、以下の方法はリスクを伴いますのでオススメしません。

家の不用品を販売する範囲では一切のリスクもなくできる行為となりますが、
それとは別に、転売/せどりというような、商品を仕入れて販売する方法もあります。
この場合は、仕入れにコストがかかり、販売できなければそのまま在庫を抱えることになるのでリスクになるという点があります。
また、販売する商品によっては資格等が必要になるケースがあるのと、
フリマアプリなどのガイドラインに準じる必要もありますので障壁は多いと思います。
そもそもこの販売行為自体が良い目では見られないことが多いと思いますので、
フリマは個人のアイテムの範囲で行うことをおすすめします。

投資について

十分な資金や稼ぎがある場合、
投資というのは副業として最適な手段だと思います。

投資先は不動産や株など様々ですが、
信託や専門会社などに運用を任せる方法を取ることで、
リスクを下げつつ自身は高い知識は不要で運用が可能となります。

またこれにより、
安定的な収益が期待でき、且つ不労で得られるという点もあり、
副業としてはかなり理想と言えると思います。

また、積立て投資のような方法もあり、
毎月無理のない範囲で積み立てて10年、15年という長期スパンで資産を増やす方法もあります。
リスクヘッジについては、分散投資という方法で局所的な投資やハイリスク商品への投資を避けるなど、リスクを下げながら運用する方法がセオリーだと思います。
このケースは今現在まとまった資金がない場合でも、始めることが可能であることが魅力です。
(ですが、掛け金が少額すぎると当然リターンも小さくなるため、その点を考慮した額面で積み立てる必要があります)

ブログ(アフィリエイト)について

ブログ(アフィリエイト)は、
自身でインターネット上にページを立ち上げて、
広告掲載などで収益を上げる方法になります。

ブログの立ち上げや維持自体は年間1万円程度で可能なので、
コスト的なハードルは低くリスクもなく始められる副業となります。

このブログは、広告を掲載すれば収益が上がる訳ではなく、
ユーザーにそのブログページに訪れてもらった上で以下の点がポイントになります。

・広告をクリックしてもらう

・広告のリンク先の商品を購入してもらう

上記の行動をしてもらうことで収益がリターンされる仕組みになっています。
つまり、集客ができないとクリックにつながらないために収益が上がらないということになります。

それに伴い、

・集客するための方法を模索するマーケティングのスキル

・読者にとって魅力あるコンテンツ(記事)の作成

というスキルや行動が必要になります。

双方とても技量が必要となる上に、
どちらかが欠けても成立しないので、
収益化のハードルとしては高いものであると言えると思います。

また、仕組み上、サービス開始から少なくとも数ヶ月~半年は全く収益やアクセスがない中での模索となるため、
長期間忍耐強く改善を重ねながらコンテンツを作っていく必要があります。
(どんなに良質なブログを作れたとしても、この点は変わらないことが主だと思います)

始めること自体のハードルは低いため、参入される方はとても多い傾向にある一方で、
コンテンツの作成作業というのはとても時間が必要な作業であり、
且つそれを継続する必要があるという点と、
収益化の兆しがなかなか見えないことから意志が続かずに離脱される方も多いというのが実情としてあります。

副業とは言いつつも、本気でコンテンツを作っていくとなると本業同等の時間が必要になってしまうため、
時間的なハードルは離脱の理由としては大きいと思います。

上記のことから、向き不向きが大きく分かれる副業と言えると思いますが、
根気強く業務を遂行する事や改善していく事が得意な方は長いトンネルの先にリターンの可能性があると思います。

いかがでしたでしょうか。

今回は副業の中でも主に在宅系業務にフォーカスしてお話をさせていただきました。
いずれも魅力としてはあるものの、「楽に」「大きく」「短期で」稼げるものではないというのをお伝えさせていただきました。

副業の稼ぎが本業レベルに引き上がる事は相当な経験を積む必要があると思いますので、
本業は本業、副業は副業という2軸で切り分けることが現実的だと思います。

尚、今のご時世、本業についてはIT系を特にオススメしています。
転職等をお考えの方やITのキャリアに興味のある方はこちらの記事も参考にしていただけますと幸いです。

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