不具合の事を “バグ” と呼びますが、なんでバグと呼ぶようになったのですか?
今回はこの点について言及していきます。
尚、バグ(不具合)の意味についてはこちらの記事でご紹介していますので、
参考にしていただけますと幸いです。
こんにちは、転すけ(てんすけ)です。
IT系のフリーランスを10年以上やっています。
デバッグからIT業界に入り、スマホアプリ開発を中心にキャリアアップを重ねてきました。
そのキャリアから培った経験を基に情報を発信しています。
バグの語源
バグの語源について、
バグは英語で「bug」と書きますが、
bugの単語そのものの意味としては「虫」となります。
「ん?全然不具合と関係ないではないか?」
となると思いますが、
なぜ不具合がバグと呼ばれることになったのかについては経緯があります。
不具合がバグと呼ばれることになった経緯(諸説あり)
バグはコンピュータープログラムの不具合の事を指しますが、
バグ(虫)という表現は何かの比喩的なものではなく、
不具合の直接的な原因が「虫」にあったという経緯があります。
(諸説あり)
一昔前、1950年代に商用として開発された真空管式コンピューターというものがありました。
(通称:第一世代コンピューター)
このコンピューターにはその名の通りで「真空管」というものが使われています。
この真空管が発する光に誘われてコンピュータの中に虫が入り込み、
結果としてコンピューターの不調を引き起こし不具合に繋がるという事が実際にあったそうです。
デバッグについて
バグについて関連する余談となりますが、
「デバッグ」という言葉を耳にした事があると思います。
「ゲームのデバッグ」などがよく聞くワードですね。
バグ=不具合ですが、
それを取り除く(打ち消す)という意味で
「デバッグ(debug)」という位置付けの言葉が生まれました。
(デバッグ=虫取りという意味合いもあります)
※この点も諸説あり
今回はバグの語源についてのお話をさせていただきました。
語源については諸説あるそうですが、
その中の一つとしてご認識いただけますと幸いです。