チェックリストの作り方

バージョン互換性テストの観点チェックリスト アップデート前後で確認すべきポイント

互換性テストの観点チェックリスト(バージョン更新の確認ポイント)

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著者:転すけ(元デバッグバイト / 現ITフリーランス) | プロフィール
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アップデート対応のテストを任されると、「結局どこまで確認すればいいんだろう」で手が止まりがちです。
観点を思いつく順に並べると、重要な分岐が後回しになって抜けが出ます。更新テストは特にこの罠にハマりやすいです。

この記事では以下のことをまとめています。

  • 互換性テスト(旧版と新版が混在する前提での動作確認)で起きやすい事故の型
  • 強制アップデート(旧版の利用を止めて最新版に更新させる方式)と任意アップデートで観点が変わる理由
  • 観点チェックリストを、テストケース(手順と期待結果に落としたもの)へ最短で変換するコツ

更新テストを行う上で一番効果的なのは、「更新パターンを先に固定すること」です。
アップデートが強制か任意か、クライアント(端末側アプリ)更新かサーバー(APIやDBなどバックエンド)更新か。ここが決まると、必要な観点が自然に絞れます。

このあと、

  • 更新パターンの決め方
  • 使い回せる観点チェックリスト
  • パターン別の追加観点
  • テストケース化の要点

の順で、迷いを減らしていきます。

目次
  1. バージョン互換性テストとは何か
  2. バージョン互換性テストで最初に決めること
  3. バージョン互換性テストの観点チェックリスト
  4. 更新パターン別に追加する観点
  5. テストケースに落とし込む最短手順
  6. よくある不具合と切り分けのコツ
  7. この経験を年収に変える
  8. よくある質問(FAQ)
  9. まとめ 互換性テストは更新パターンを決めて観点を当てはめる

バージョン互換性テストとは何か

この見出しでわかること:互換性テストの目的と、更新時に事故が起きるポイントを具体的にイメージできます。

互換性テストは「アップデートしても問題ないか」だけではなく、「旧バージョンが残る状況でも破綻しないか」を確かめるテストです。
ゲームやアプリの運用では、全ユーザーが同じ瞬間に同じバージョンへ揃うとは限りません。そこに更新起因の事故が入り込みます。

ここで扱うのは、バージョン更新に絞った観点です。
テスト観点の全体像を体系立てて押さえたい場合は、入門として次の記事がオススメです。
テスト観点の洗い出し入門

互換性テストで起きやすい事故

互換性の事故は、だいたい次のどれかに寄ります。

  • データの扱いが変わって旧データを読めない
    例:保存形式が変わり、旧セーブがロードできない/一部だけ欠ける
  • バージョン判定ミスで処理が分岐しない
    例:旧版には非対応のAPIを叩いてエラーになる/旧版向け画面が出ない
  • サーバー側が先に変わって旧版が動かない
    例:レスポンス項目が変わりクラッシュ/必須パラメータが増えて失敗
  • ストア更新や強制更新の導線が壊れる
    例:更新誘導のリンクがストアに飛ばない/更新後に起動ループする

更新テストは「新機能の確認」よりも、「既存の流れが更新で壊れていないか」「旧版が混ざるときに破綻しないか」が本丸になりやすいです。

端末やOSの違いとバージョン互換性は別物

更新テストをしていると、端末差やOS差の不具合も一緒に見つかります。
とはいえ、端末・OSの観点はそれだけで量が多く、更新テストの話が散りやすいポイントです。

端末やOS差の観点をまとめて確認したい場合は、次の記事が役立ちます。
機種別OS別のテスト観点チェックリスト

ここから先は「更新パターン」軸に集中して、互換性テストの抜け漏れを減らす話に進みます。

バージョン互換性テストで最初に決めること

この見出しでわかること:更新前に決めるべき3つの分岐が整理でき、観点の絞り込みができます。

互換性テストは、観点を増やす前に「前提」を決めた方が速いです。
決めるのは大きく3つです。

強制アップデートにするか任意にするか

まずは更新方式です。強制か任意かで、旧バージョンが残る期間と、事故の出方が変わります。

強制アップデート:旧版の利用を止める(起動時に更新を要求する等)
旧版を切り捨てやすい反面、「更新導線の失敗=即プレイ不能」になりやすいです。

任意アップデート:旧版のままでも一定期間は利用できる
旧版と新版が同居しやすく、「混在時の整合性」が重要になります。

判断がまだ確定していない場合でも、テストでは「強制想定の観点」「任意想定の観点」を分けて持つと、関係者と会話が噛み合います。

クライアントとサーバーのどちらが更新されるか

次に更新対象です。更新は大きく2系統あります。

  • クライアント更新:アプリ本体の更新(画面、ロジック、アセットなど)
  • サーバー更新:API、DB、設定値、運用ツール側などの更新

ゲームやアプリは両方が絡むことが多いです。
どちらが変わるかで、重点が変わります。クライアントなら「インストール〜起動・表示」、サーバーなら「通信・データ・互換性」が重くなります。

影響範囲は新機能だけか既存機能も含むか

最後は影響範囲です。更新内容が新機能中心でも、既存機能に波及することがあります。

  • 新機能だけ:触る範囲は狭いが、導線や権限、設定に影響が出やすい
  • 既存機能も含む:回帰テスト(変更していない既存機能が壊れていないかの確認)の要素が増える
  • データ構造変更あり:データ移行(旧データを新形式へ変換する処理)の確認が必須になる

この3つが決まると、チェックリストが「全部やる」から「必要なところを深くやる」に変わります。

バージョン互換性テストの更新パターン分岐図(強制アップデートと任意アップデート、クライアントとサーバーの更新)

バージョン互換性テストの観点チェックリスト

この見出しでわかること:更新テストで最低限押さえたい観点を、カテゴリ別にチェックできます。

ここからは、更新パターンに関係なく使いやすい「共通の観点」を並べます。
そのあとで、強制/任意、クライアント/サーバーの分岐ごとの追加観点を足します。

バージョン互換性テストの観点チェックリスト一覧(更新、ログイン、データ引き継ぎ、課金、通信、UI、設定、通知)

インストールと更新で確認すること

  • ストアで最新版が取得できる(検索、ストアページ、配信国、年齢制限など)
  • 旧版から更新できる(更新ボタンが出る、更新が完了する、容量不足時の挙動)
  • 更新中に中断した場合の復帰(通信断、スリープ、アプリ切り替え)
  • 更新後の初回起動で必要なデータが取得できる(追加DL、パッチ適用)
  • 更新後に不要データが残らない(容量肥大、キャッシュ破損、起動不能)

更新は「更新できない」「更新後に起動できない」が最優先の事故です。最初に重く見ます。

起動とログインで確認すること

  • 起動直後のバージョン判定が正しい(最新版/旧版、メンテ中表示など)
  • ログイン導線が崩れていない(ゲスト、SNS連携、アカウント連携)
  • 旧版で作ったアカウントが新版でも利用できる
  • ログイン状態の引き継ぎ(トークン更新、再ログイン要求の有無)
  • 初回起動時の利用規約や同意が想定通り出る

ログインは不具合が出ると影響が広く、問い合わせも増えます。再現手順も丁寧に残すと後が楽です。

データ引き継ぎとセーブで確認すること

  • 旧セーブが新版で読める(欠損、エラー、ロード時間)
  • 更新でセーブが消えない(上書き、初期化、別スロット扱い)
  • 引き継ぎコードや連携が更新後も使える
  • データ移行がある場合、移行中の中断耐性がある(通信断、アプリ終了)
  • 新版で作ったデータを旧版が扱う想定があるか(任意アップデート時に要確認)

データ系は「壊れ方」が多様です。正常系だけでなく、異常系(途中終了、容量不足、通信断)を軽くでも触る価値があります。

課金とストアで確認すること

  • 課金アイテムが購入できる(ストア遷移、決済、購入完了反映)
  • 購入履歴の復元ができる(復元ボタン、未反映時の案内)
  • 旧版で購入したアイテムが新版でも反映される
  • 価格表示や通貨表示が正しい(セール、地域、税込表記など)
  • 購入後の受け取りが正しく動く(メールボックス、直接付与、期限付き)

課金は高優先です。少ない観点でも「購入→反映→利用」まで一気通貫で通します。

通信とマッチングで確認すること

  • APIの基本疎通(起動時、ログイン時、各画面の読み込み)
  • 通信エラー時の表示が崩れない(リトライ、エラー文言、戻り先)
  • 旧版/新版混在時に通信が成立する(任意アップデート想定)
  • マッチングやルームが成立する(参加、退出、再接続)
  • バージョン違いのユーザー同士を許可するか否かが仕様通り

通信周りは「繋がらない」だけでなく「繋がったがデータが解釈できず壊れる」があります。表示の崩れや無限ロードも観点に入れます。

画面表示とUIで確認すること

  • 更新後に表示が崩れない(レイアウト、フォント、画像欠け)
  • 旧キャッシュが残る場合の整合性(古い画像が出る、差し替え失敗)
  • ボタン導線が変わった箇所が正しく遷移する
  • 新旧で表示分岐がある場合、対象ユーザーに正しいUIが出る
  • チュートリアルや初回ガイドが更新後に不自然に出ない

UIは機能に比べて後回しにされがちです。更新テストでは「更新後の初回」だけでも触ると抜けが減ります。

設定と通知で確認すること

  • 設定が引き継がれる(音量、画質、言語、操作設定など)
  • 通知の許諾状態が更新で変わらない(許可/拒否)
  • 通知文言や遷移が正しい(通知タップで正しい画面へ)
  • 更新後に意図しない通知が増えない(重複、連投)
  • 設定変更がサーバー保存の場合、旧版との整合が取れる(任意アップデート想定)

設定は「不具合が小さく見えて不満が溜まる」領域です。更新で地味に崩れるので、チェック項目として固定しておくと安定します。

更新パターン別に追加する観点

この見出しでわかること:強制/任意、クライアント/サーバー更新の違いによって増やすべき観点が分かります。

共通チェックリストで土台を作ったら、分岐ごとの「事故りやすいところ」を足します。
ここは「全部やる」ではなく「そのパターンで必須の観点を足す」が目的です。

強制アップデートのときに追加する観点

  • 旧版起動時に更新要求が必ず出る(すり抜け導線がない)
  • 更新要求の文言と導線が分かりやすい(ストアへ遷移、戻った後の再判定)
  • ストア遷移できない環境での挙動(年齢制限、国制限、ストア障害)
  • 更新後の初回起動でループしない(更新要求→起動→更新要求の繰り返し)
  • 強制更新の開始タイミング(何時から、段階配信中の扱い)が想定通り

強制更新は「ユーザーが遊べない」事故になりやすいです。更新導線はテストケースを分けて丁寧に残します。

任意アップデートのときに追加する観点

  • 旧版で継続利用できる期間と制限が仕様通り(機能制限、警告表示)
  • 旧版/新版で同じデータを扱う場合の整合性(受け取り、在庫、進行)
  • 旧版→新版へ切り替えた瞬間の差分が破綻しない(表示、所持、進行)
  • バージョン違いのユーザー同士の扱い(マッチング可否、フレンド、ギルド)
  • 旧版向けの救済導線(更新推奨の出し方、FAQ誘導)が想定通り

任意更新は「混在」が本番です。混在を許す機能と許さない機能を切り分けてチェックします。

クライアントだけ更新されるときの観点

  • 画面や表示分岐が更新で壊れない(古いサーバーデータでも表示できる)
  • クライアントが送るパラメータが変わった場合、サーバーが受けられる(後方互換)
  • 旧版のキャッシュやローカルデータの扱い(移行、削除、再生成)
  • 新しいアセットやリソース取得に失敗した場合の挙動(リトライ、復旧)
  • 端末性能差で更新後に重くならない(起動時間、ロード、メモリ)

クライアント更新は「表示・起動・ローカルデータ」の事故が増えます。まずは起動から主要導線を太く通します。

サーバーだけ更新されるときの観点

  • 旧版のリクエストをサーバーが受けられる(必須項目増加、型変更の影響)
  • レスポンス項目の追加・削除で旧版が壊れない(パースエラー、クラッシュ)
  • バージョンごとの挙動分岐が仕様通り(旧版向けレスポンス、制限)
  • エラーコードやメンテ表示が旧版でも分かる(無限ロードにならない)
  • 段階適用中の整合性(Aサーバーは新、Bサーバーは旧 など)で破綻しない

サーバー更新は「旧版が突然動かなくなる」が一番怖いです。旧版クライアントで実際に触る時間を確保します。

クライアントとサーバーが同時に更新されるときの観点

  • 更新順が前後しても破綻しない(サーバー先行、クライアント先行の時間差)
  • メンテや更新期間中の案内が適切(遊べない時間、更新方法)
  • 新旧で通信仕様が変わる場合の安全策(バージョンヘッダ、互換API)
  • 更新直後の混雑時に耐えられる(リトライ、タイムアウト、再接続)
  • 緊急ロールバック時の挙動(サーバー戻し、クライアントは最新版のまま)

同時更新は「どっちが悪いか分かりにくい」状態が起きます。テストでも切り分けの材料を残しやすい観点を意識します。

テストケースに落とし込む最短手順

この見出しでわかること:観点チェックリストを、実行可能なテストケースへ短時間で変換できます。

観点が揃っても、テストケースに落とし込まないと現場では回りません。
ここでは要点だけ押さえます。

ここでは要点だけ ※具体例つきの手順は別記事で確認できる

最短で落とし込むコツは3つです。

  • 観点を「前提・操作・期待結果」に分ける
    例:前提=旧版でログイン済み、操作=アプリ更新して起動、期待=再ログイン要求の有無が仕様通り
  • 更新前後で差が出る箇所を優先してケース化する
    インストール/更新、起動/ログイン、データ引き継ぎ、課金は優先度が上がりやすいです。
  • パターン分岐はケースIDで表現する
    例:強制更新、任意更新、サーバー更新のみ、のように前提をIDに含めると管理が楽です。

チェックリスト作成のテンプレ詳細と作成手順は、具体例つきで次の記事にまとまっています。
QAデバッグのチェックリストの作り方

よくある不具合と切り分けのコツ

この見出しでわかること:更新テストで頻出の不具合パターンと、原因切り分けの観点が分かります。

更新不具合は「再現が難しい」「環境依存に見える」がセットになりがちです。
よくある型を知っておくと、報告の質も修正の速さも上がります。

データ移行と引き継ぎの不具合

よくある症状は次です。

  • 旧データが読めず初期化される
  • 一部だけ欠ける(所持アイテムはあるが進行が戻る等)
  • 変換中に中断すると壊れる(起動不能、ロード無限)

切り分けのコツは「どのタイミングで壊れたか」を分けることです。

  • 更新前:旧版でデータが正常か(旧版自体の不具合ではないか)
  • 更新直後:移行処理が走ったか、失敗したか(ログ、メッセージ)
  • 更新後:再起動や再ログインで復旧するか(サーバー保存かローカル保存かの当たり)

バージョン判定と表示分岐の不具合

症状は「表示が出ない」「出てはいけない表示が出る」「旧版が弾かれない」などです。
原因が複数混ざりやすいので、次の情報を揃えると切り分けが速いです。

  • 端末に入っているアプリのバージョン
  • サーバー側が見ているバージョン(ヘッダやレスポンスに出る場合)
  • ストアに出ている最新バージョン
  • 強制更新の開始時刻や段階配信の有無

「端末の表示」と「サーバーの判定」がズレると、事故が長引きます。ズレを疑うのが近道です。

通信とAPI互換性の不具合

更新でAPIが変わると、旧版の通信が壊れることがあります。よくある壊れ方は次です。

  • 旧版が必須パラメータを送れずエラー
  • レスポンスの型が変わりパースで落ちる
  • エラー時に旧版の画面が想定しておらず無限ロード

切り分けでは、同じ操作を「旧版」と「新版」で比較します。差分が出た箇所が原因候補になります。
可能なら、エラーコード、レスポンスの差分、発生割合(毎回/たまに)も残します。

報告に必要な情報のまとめ方

更新テストの報告は、情報が揃うほど修正が速いです。最低限、次のセットで書きます。

  • 発生端末、OS、アプリバージョン、通信環境
  • 更新方式(強制/任意)と更新対象(クライアント/サーバー)
  • 旧版→新版の遷移手順(どの画面で更新したか、再起動したか)
  • 期待結果と実結果、発生頻度
  • 可能なら動画、スクショ、ログ

報告の型を具体例つきで確認したい場合は、次が参考になります。
バグ報告書の書き方

この経験を年収に変える

この見出しでわかること:更新テストの経験を、次の案件や年収アップに繋げる整理ができます。

更新テストは、現場で「任される人が限られる」領域になりやすいです。
責任が重いぶん、経験として語れる材料も増えます。

デバッグやQAの経験は単価交渉の材料になる

単価や条件の話で効くのは、担当した業務を「言い換えられること」です。

  • 更新パターンを整理して、必要な観点を定義した
  • 強制更新と任意更新でリスクを分けて、優先度をつけた
  • 旧版/新版混在の不具合を切り分けて、修正を早めた

このあたりは、経験年数が短くても言語化しやすい実績です。
「更新テストを回せる」は、次の現場で評価されやすいカードになります。

次の一歩としてロードマップを確認する

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よくある質問(FAQ)

この見出しでわかること:互換性テストで迷いやすい境界線を、実務目線で整理できます。

旧バージョンはどこまでサポートすべきか

現場の決め方として多いのは、次のいずれかです。

  • 旧版を一定期間だけ許可し、期限を過ぎたら強制更新へ切り替える
  • 旧版はログインや一部機能だけ許可し、主要機能は新版のみ(段階的に切る)
  • 旧版と新版の混在を許さず、原則強制更新

サポート範囲は、運用・CS・不具合対応のコストに直結します。
テストでは「旧版を残すなら、どの機能を残すのか」を前提として持つのが大事です。

互換性テストと回帰テストの違いは何か

互換性テストは、旧版と新版が混ざる状況で破綻しないかを見るテストです。
回帰テストは、変更していない既存機能が壊れていないかを見るテストです。

更新では両方が必要になることがあります。
たとえば「サーバー更新で旧版が動くか」は互換性寄り、「既存の購入フローが壊れていないか」は回帰寄り、というイメージです。

テスト端末やアカウントは何を用意すべきか

最低限、次の組み合わせを用意すると、更新の事故が拾いやすくなります。

  • 旧版が入っている端末(更新前の状態を再現できる)
  • 新版を新規インストールできる端末(更新ではなく新規の動作)
  • 課金や引き継ぎができる検証アカウント(可能なら複数)
  • 任意アップデート想定なら、旧版のまま操作するアカウントも用意する

端末の種類やOS差まで深掘りする場合は、端末/OS観点のチェックリストも併用すると整理しやすいです。
機種別OS別のテスト観点チェックリスト

次に読む:QAデバッグのチェックリストの作り方

まとめ 互換性テストは更新パターンを決めて観点を当てはめる

この見出しでわかること:更新テストの進め方を1本の流れとして持ち帰れます。

互換性テストの抜け漏れは、「観点が足りない」より「前提が曖昧」で起きます。
強制か任意か、クライアント更新かサーバー更新か。更新パターンを先に決めてから、共通チェックリストを当てはめてください。

  • 共通の観点で土台を作る
  • パターン別の追加観点で事故りやすいところを補う
  • 観点を前提・操作・期待結果に分けて、テストケースへ落とす

この流れができると、更新テストの説明も引き継ぎも一気に楽になります。

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